2026年6月3日地方選挙(第9回全国同時地方選挙)予測要約 選挙は 6月3日(水)に行われ、広域団体長(17の市・道知事)、基礎団体長、広域・基礎議員、教育監などを選出する。現在(2026年4月末)の時点で 共に民主党(与党)の圧倒的優勢が予想され、国民の力(野党)は非常に厳しい選挙となる見込みだ。
1. 全体情勢予測(広域団体長中心)
共に民主党優勢地域: 14~15か所(全17か所の大部分)
国民の力優勢/接戦地域: 2~3か所(慶北、大邱の一部、釜山・慶南の一部に可能性)
最近の総合世論調査(3~4月基準)では、民主党候補が10か所のうち9か所で国民の力を大きくリードしており、 民主党15か所席巻の可能性も言及されています。
地域タイプ | 予想結果 | 主な根拠 |
|---|
首都圏(ソウル・京畿・仁川) | 民主党圧勝予想 | ソウル:チョン・ウォンオ(民主)vsオ・セフン(国民の力)→民主15%p以上優位 京畿:民主強勢(キム・ドンヨン現知事再選の変数あるが政党支持率優位) |
忠清・江原 | 民主党優勢 | ほとんどの仮想対決で民主候補がリード |
湖南・済州 | 民主党圧勝(既存の強勢) | 変わらない民主優位 |
PK(釜山・蔚山・慶南) | 民主優勢~接戦 | 保守結集で差が縮まるが、依然として民主優位 |
TK(大邱・慶北) | 大邱:民主強勢 / 慶北:国民の力防衛可能 | キム・ブギョム(民主)が大邱で誤差範囲外の優位 慶北のみ国民の力がかろうじて守る可能性 |
(資料:韓国ギャラップ・リアルメーター・チョウォンC&Iなど3~4月世論調査総合)
2. なぜ民主党はこれほど強いのか?
イ・ジェミョン大統領国政支持率: 65~69%(就任後最高値、4月リアルメーター・ギャラップ・NBS調査)。政権初期の「国政安定論」が強く作用。
政党支持率: 民主党48~50% vs 国民の力15~31%(国民の力は創党後最低水準)。
2022年地方選挙と正反対: 当時国民の力(与党)が勝利したが、今は民主党が与党+大統領支持率が高い。
中道・無党派層: 民主党に傾く流れ。無党派層20~30%が土壇場の変数だが、現在の傾向では民主が有利。
3. 注目ポイント
ソウル市長: 最大の関心事。オ・セフン3選挑戦 vs 民主候補(チョン・ウォンオなど)。現在民主が大きくリードしているが、保守結集の有無がカギ。
大邱市長: キム・ブギョム(民主)カードが変数。TK奪還の可能性で民主党の雰囲気が高まる。
国民の力の運命: 15か所以上で敗北した場合、党内で大規模な責任論・再編が避けられない。「大変動」の危機。
同時再補欠選挙: 国会議員補欠選挙も同時に行われ、全体の政治情勢に影響。
変数: 候補者一本化・公認の混乱、投票率(通常地方選挙は50%台)、土壇場の問題(経済・民生)。
総合予測: 民主党が広域団体長の大半(14~15議席)を席巻し、地方議会でも優位を占める可能性が非常に高い。これは李在明政権に対する強力な「中間評価」の支持として作用する見込みだ。ただし、選挙まで残り5週間ほどなので、最終候補者の確定や民心の変化によっては若干の変動があるかもしれない。