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Whatever the name—Corea or Korea—dignity comes first.
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baba77

ロバート・カプランの『タタールへの道』

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2026. 08. 12
  • ロバート・カプランは、バックパッカーとして現場で直接地理を体験し、冷戦後のナショナリズムの噴出を予見し、地政学的洞察を得たジャーナリストです。
  • 彼は美しい風景の裏に隠された人間性の冷酷さと権力の残酷さを同時に捉え、旅を通じて新たな希望と古典の知恵を得るという視点を提示します。
  • グルジアは東西文明が交差する地政学的な要衝であり、独自のキリスト教の伝統とともに複雑な民族的二重性を持ち、歴史的な悲劇を経験してきました。
  • ズヴィアド・ガムサフルディアは詩人であり民族主義運動家でしたが、権力を握った後、民族主義的な暴力を振るい悲劇的な最期を迎え、その後の指導者たちもグルジアの地政学的な運命と民族的な過剰なエネルギーから逃れることはできませんでした。
  • グルジアは、美しい風景と残酷な歴史、詩と銃、ワインと血が共存する矛盾した空間であり、依然として中世的な特性を保ちながら近代へと完全に移行できず、二つの世界を見つめています。
書評と—グルジア(ジョージア)関連の文章を中心に
ロバート・カプランは、アメリカの地方大学の英文科を卒業し、バーモント州の小さな新聞社で働いていたが、1970年代後半、毎晩ニュースでレバノン内戦を見て海外特派員になることを夢見ていた。しかし、どの大手新聞社も彼を受け入れなかった。結局、彼はバックパック一つで地中海を放浪し、物価が安く、中東やアフガニスタンなどの紛争地域へ移動しやすいアテネのスラム街に落ち着いた。彼は外信記事をあちこちに売りながらかろうじて生計を立て、原稿が売れないときは血を売って生活費を稼ぐこともあった。
 
彼は外交官やグローバル企業の役員のように、ビジネスクラスの飛行機で大都市を行き来するような人物ではなかった。彼は古びたバスや、水道管が内臓のようにむき出しになった列車のトイレを行き来しながら、陸路を旅した。そうして道を歩きながら、彼は地理と文化が人間の運命をどのように規定するのかを悟り、地政学は机の上ではなく、足の裏で理解する学問であるという事実を学んだ。そして、冷戦が終わっても平和が訪れるのではなく、冷戦の抑圧の下に抑えられていたナショナリズムが再び噴出するだろうと予見した。
 
彼はバルカンを旅して『バルカンの亡霊』を書き、その本はビル・クリントン大統領がユーゴスラビア内戦に介入するのに一定の影響を与えたという話で有名だ。私がカプランを好きな理由は、彼が通り過ぎる場所の風景を叙情的に描写しながらも、その美しい風景の裏に隠された人間性の冷酷さと権力の残酷さを同時に見せてくれるからだ。まるで李舜臣将軍が『乱中日記』で倭寇の首を斬った後、風の吹く海を淡々と記録する文体と似ている。
 
カプランにとって旅は単なる移動ではない。旅は新しい風景を見せ、新しい風景は新しい希望をもたらす。新しい人に出会うことは、新しい風景を見るのと同じだ。彼の旅にはいつも同伴者がいる。それは私たちの内面から聞こえてくる魂の声であり、その声を失ったときは、過去の人々が残した古典がその代わりをする。
 
大学時代にさまよっていた頃、三清洞のフランス文化院で500ウォンの映画を観て、当時の国立中央博物館として使われていた旧朝鮮総督府の建物の廊下をさまよった記憶がある。名前も覚えていない美術展で偶然出会った女性と交わした短い会話が、時が経つにつれて歪んだイメージとともに、終わりのない記憶の風景として残っている。人は年を取るにつれて焦りを感じるようになる。しかし、まだ訪れたことのないバルカン、中央アジア、中東への欲望を呼び覚ますカプランの本は、私たちにまだ若くいられるという希望を与えてくれる。そのような本が、冷戦直後にバルカン、中東、中央アジアを旅しながら書かれた『タタールへの道』である。
 
私がこの本に愛着を感じる理由は、私が若い頃、冷戦直後に6ヶ月間、中欧を経てバルカン、トルコ、そしてシリア、イスラエルを旅した経験を呼び覚まし、その経験を再解釈し続けることができるようにしてくれるからだ。冷戦直後の風景を再解釈することで、トランプ時代に復活した地政学と技術覇権戦争の本質について、より深く理解できるようになった。『タタールへの道』には、グルジアの初代大統領ズヴィアド・ガムサフルディアに関する印象的な記述がある。
 
グルジア、東と西が出会う土地
グルジアは、カフカス山脈と黒海の間に位置する国である。中国の西安からシルクロードをたどり、ペルシャ北部を経てローマへ行くには、必ず通らなければならない要衝である。古代にはイベリア王国と呼ばれ、独自の文字と長いキリスト教の伝統を持つ国である。この国は4世紀初頭、ローマ帝国よりも早い時期にキリスト教を国教として受け入れた。
 
カフカスは元々、数百の言語と民族が共存していた場所である。険しい山脈と深い谷が互いを隔て、各共同体は頑固に自身の風俗と言語を守ってきた。グルジアには万年雪をいただく山があり、黒海沿岸にはバトゥミという美しい港町がある。この民族は常にビザンツ、ペルシャ、モンゴル、オスマン帝国、イラン、そしてロシアの間で生きてきた。真の意味で東と西が出会う土地である。
 
グルジア人の名前にも、そのような二重性が表れています。コンスタンティンとチンギス・ハーンが同じ空間に共存しているかのような歴史です。男性は夜通し酒を飲み、銃を撃ち、喧嘩を好むマッチョ文化が強く、女性は宗教的で生活力が強いです。トビリシ旧市街のカフェに座っていると、ビザンチン風の玉ねぎ屋根の教会が見え、ロシア語の歌「百万本のバラ」を聞きながらワインを飲む人々に今でも出会うことができます。
 
グルジアはロシア帝国に編入された後、一時的に独立し、再びソ連の構成共和国となりました。そして、この国が生んだ最も悪名高い人物がスターリンです。彼はグルジア人でしたが、グルジア民族主義を誰よりも残忍に弾圧し、数多くの民族主義者をシベリアに送り、死に至らしめました。晩年に故郷を訪れた際、自分が粛清した友人たちを思い出し、悲しんだという逸話は、この国の悲劇を凝縮して示しています。
 
ガムサフルディア、詩人から革命家へ
英語で詩を書き、シェイクスピアを翻訳した青白い知識人がいました。彼の名前がズヴィアド・ガムサフルディアです。彼は詩人であり文学評論家であり、反共民族主義運動家であり、同時に権力に強く惹かれた政治家でもありました。トビリシ国立大学で英文学を教えていた彼は、シェイクスピアをはじめとする数多くの英米文学作品をグルジア語に翻訳しました。ソ連体制下で民族主義運動を組織し、何度も投獄され、釈放後も独立運動を続けました。
 
1980年代にゴルバチョフのペレストロイカとグラスノストが始まると、ガムサフルディアが率いるグルジア民族主義運動は、アルメニアとアゼルバイジャンを含むコーカサス全域に広がった。この地域の民族紛争は、ソ連崩壊を促進した重要な要因の一つであった。その意味で、彼は冷戦終結の一翼を担う脇役であった。1989年にトビリシで起きた反ソデモに対するソ連軍の流血鎮圧事件は、グルジア独立運動の決定的な転換点となった。当時のデモは、アブハジア問題とグルジア主権問題をめぐる緊張が重なっていた。ソ連が崩壊すると、ガムサフルディアは圧倒的な支持を得て、独立グルジアの初代大統領となった。私は今でも「ジョージア」よりも「グルジア」という名前の方が好きだ。アメリカのジョージア州と混同されないだけでなく、この国が持つ歴史的な質感をよりよく表しているからだ。
 
民族主義の破局
1980年代のガムサフルディアは、道徳性と抵抗の象徴であった。しかし、権力を握った後、彼は急激に変わった。大グルジア民族主義を掲げ、少数民族と反対派を排除し、彼の武装警護組織は共産主義者だけでなく、かつての民族主義の同志たちまで弾圧し始めた。結局、グルジアは内戦に陥った。経済は崩壊し、トビリシでは毎晩銃声が鳴り響いた。マッチョ文化と武装組織、犯罪集団が入り乱れた混沌であった。
 
ロシアはグルジアを弱体化させるためにアブハジア分離主義勢力を支援し、その結果、数千人が死亡し、数十万人の住民が難民となった。ガムサフルディアは民族主義的な暴力を振るいながらも、大衆の前では常に恥ずかしがり、人の目をまともに見ることができない知識人であった。もしかしたら、彼が翻訳した『ハムレット』の登場人物に似ていたのかもしれない。クーデターで追放された彼はチェチェンに亡命し、ジョハル・ドゥダエフ勢力の保護の下で再起を図った。かつて敵対していた勢力とも手を組んだ。しかし、すべての試みが失敗に終わると、1993年に拳銃で命を絶った。
 
シェワルナゼが失脚した後、権力を掌握した武装勢力は正統性を必要としていた。そこで、ソ連時代にグルジア共産党第一書記を務め、ゴルバチョフ時代にはソ連外務大臣として国際的な名声を得ていたエドゥアルド・シェワルナゼを呼び寄せた。しかし、シェワルナゼは自分を権力の座に就かせた勢力を次々と排除し、権力を強固なものにしていった。
 
それに対抗して登場したのがミヘイル・サアカシュヴィリだった。英語、フランス語、ロシア語を流暢に操るアメリカ留学経験のある弁護士だった彼は、2003年のバラ革命を主導して政権を握り、西欧化と行政改革を強力に推進した。しかし、彼の政治にもグルジア特有の過剰なエネルギーがあった。2008年には南オセチアを巡る戦争でロシアと正面衝突し、結局政治的没落の道を歩んだ。その後、ウクライナのオデッサ州知事を務めたが解任され、帰国後、様々な容疑で収監された。
 
まだ中世の秋
ある意味で、グルジアはまだ中世の秋にとどまっている。西ヨーロッパとロシアの狭間で、完全に近代へと移行できず、二つの世界を同時に見つめている。現在のグルジア政権は、ロシアと一定の距離を保ちながらも、完全に背を向けることはない。おそらくそれが、この国の長きにわたる地政学的な本質なのかもしれない。
 
私は「百万本のバラ」の実際のモデルが住んでいたというトビリシの旧市街を訪れたことがある。千年以上の歴史を持つ花崗岩が敷き詰められた路地、画家ニコ・ピロスマニが住んでいたという家の下の薄汚れたバー、夜通し踊る人々、まだ熟しきっておらずボジョレー・ヌーボーのように渋かったグルジアワイン。ある詩人はロシア語の詩を朗読し、バーの女性たちは伝説の貞淑な貴婦人ではなく、自由で奔放に生きる現代の女性たちだった。その瞬間、私はカプランがなぜグルジアをこれほど執拗に記録したのか理解した。この国は美しい風景と残酷な歴史、詩と銃、ワインと血が同時に存在する場所なのだ。そして『タタールへの道』は、まさにその矛盾を最も叙情的に記録した本である。

댓글
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萬福
10
단순한 서평이 아니라 한 시대를 통과한 사람의 회고록처럼 읽혔습니다. 카플란이라는 작가를 소개하면서도 결국은 여행, 기억, 지정학, 그리고 인간의 운명을 함께 이야기하고 있다는 점이 인상적입니다. 특히 그루지아를 ‘시와 총, 와인과 피가 공존하는 나라’로 정리한 마지막 문장은 오래 남습니다.
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Piter58
8
로버트 카플란을 좋아하는 이유를 이렇게 설득력 있게 설명한 글은 드문 것 같습니다. 책의 내용을 요약하는 데 그치지 않고, 직접 발칸과 중동을 여행했던 경험을 겹쳐 읽어내는 방식이 글의 깊이를 만들어 줍니다. 지정학이 지도 위가 아니라 발바닥으로 이해하는 학문이라는 문장이 특히 마음에 남았습니다.
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origin69
8
감사후르디아의 삶을 통해 민족주의의 빛과 그림자를 함께 보여준 대목이 좋았습니다. 저항의 상징이 권력을 잡은 뒤 어떻게 파국으로 향하는지를 그루지아라는 사례로 설명하니, 오늘날 세계 곳곳의 정치 현실과도 자연스럽게 연결됩니다. 좋은 역사 에세이는 결국 현재를 다시 보게 만든다는 생각이 들었습니다.
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paradise
6
여행은 새로운 풍경을 보게 하고, 새로운 풍경은 새로운 희망을 갖게 한다는 문장이 오래 맴돕니다. 젊은 시절의 방황과 우연한 만남이 시간이 흐를수록 더 선명해진다는 고백도 많은 사람들의 경험과 닿아 있을 것입니다. 카플란의 책을 읽고 싶어지는 동시에, 오래된 여행 노트를 다시 펼쳐보고 싶어졌습니다.
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백남희
6
감사후르디아를 ‘햄릿 같은 인물’로 읽어낸 해석이 흥미로웠습니다. 번역자이자 시인이었던 사람이 권력을 잡은 뒤 비극의 주인공이 되는 과정은 셰익스피어의 정치극을 현실에서 보는 듯합니다. 문학과 정치가 이렇게 자연스럽게 연결될 수 있다는 점이 인상적이었습니다.
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September9
4
삼청동 프랑스문화원과 옛 국립중앙박물관의 기억을 카플란의 여행과 연결한 대목이 특히 좋았습니다. 지정학이라는 거대한 주제도 결국 개인의 기억과 경험 속에서 비로소 살아난다는 것을 보여주는 문장이었습니다. 좋은 글은 책을 소개하면서도 자기 삶을 드러내는데, 이 글이 그렇습니다.
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minsoo
4
카플란의 책을 읽으면 늘 느끼는 것이지만, 그는 국가를 설명하기보다 인간을 설명하는 사람이라는 생각이 듭니다. 이 글도 그루지아의 역사와 지정학을 이야기하면서 결국은 한 지식인의 욕망과 좌절, 그리고 나이 들어 다시 과거를 해석하게 되는 인간의 운명을 이야기하고 있네요.
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Rose
3
조지아를 단순한 ‘러시아 주변국’이 아니라 문명과 제국이 교차하는 공간으로 풀어낸 부분이 특히 좋았습니다. 스탈린, 세바르드나제, 사카슈빌리까지 이어지는 정치사의 흐름도 한 편의 비극처럼 읽혔습니다. 좋은 서평은 책을 소개하는 동시에 독자의 세계를 넓혀 주는데, 이 글이 바로 그런 글이라고 생각합니다.
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픽사45
2
냉전 직후의 여행 경험을 오늘의 기술 패권과 지정학 경쟁으로 다시 읽어낸다는 부분에 깊이 공감했습니다. 젊을 때는 풍경만 보이지만, 시간이 지나면 그 풍경 뒤의 권력과 역사, 자원의 흐름이 보인다는 말처럼 들렸습니다. 카플란이 여전히 읽히는 이유도 바로 그 재해석의 가능성 때문이겠지요.
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